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プラセンタ注射

注射、点滴
2008.03.28.金曜日
注射、点滴 | 2008.03.28.金曜日

プラセンタ注射は、ヒトプラセンタ(胎盤)から様々な有効成分を抽出した医薬品です。プラセンタ注射は昭和37年に肝臓の治療薬として開発され使われ始めました。しかし、それ以外の効果として、にきび、美肌、美白、生理痛、生理不順、更年期障害としてののぼせ、立ちくらみ、めまい、肩こり、などにも効果があることがわかり、今ではわれわれ美容関係の世界で広く使われるようになりました。
副作用は大変まれ(発現率3.0%未満)で、プラセンタの注射により、過敏症(発疹、発熱、掻痒感など)の症状が現れることがあります。
また、ウィルスや細菌などに対する安全性に関しては、汚染されているヒトプラセンタが製品に混入しないよう、ドナースクリーニングを行い感染症がない人の胎盤から製造し、製造過程で3度高温(高圧蒸気)滅菌処理が行われています。ですから、ヒトプラセンタを原料として製造された医薬品により、感染症が伝播したとの報告は国内・国外ともにありません。
しかし、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病等の伝播性病原体プリオンの検査が開発されるまで、プラセンタを含む人胎盤由来製剤使用者は、献血を控えることが求められています。
プラセンタ注射は美容的効果だけにとどまらず、花粉症やアトピーにも効果があります。美容目的でプラセンタ注射を定期的に行っているかたが、今年は花粉症が大変楽で、薬の量が少なくてすんだと喜んでおられました。多くのお薬を飲んで症状を抑えるだけではなく、プラセンタ注射で免疫力を高め、ホルモンバランスを整え、体内循環を改善することで、アレルギー疾症状を改善することは、体に無理がかからない良い治療方法だと思います。

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